Solaris のシステム管理 (IP サービス)

Procedure障害が発生した物理インタフェースを削除する方法 (DR-Detach)

この手順では、DR をサポートするシステムの物理インタフェースを削除する方法を示します。ここでは、すでに次の状態が存在していることを想定しています。


注 –

検査用 IP アドレスが /etc/hostname.hme0 ファイルを使用して plumb されている場合は、手順 2 は省略できます。


  1. IPMP グループ構成を持つシステムで、Primary Administrator の役割を引き受けるか、スーパーユーザーになります。

    Primary Administrator 役割には、Primary Administrator プロファイルが含まれます。役割を作成してユーザーに役割を割り当てるには、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の第 2 章「Solaris 管理コンソールの操作 (手順)」を参照してください。

  2. 検査用 IP アドレスの構成を表示します。


    # ifconfig hme0:1
    
    hme0:1:
    flags=9040842<BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,DEPRECATED,IPv4,NOFAILOVER>
    mtu 1500 index 3
    inet 192.168.233.250 netmask ffffff00 broadcast 192.168.233.255

    この情報は、物理インタフェースを交換する時に、検査用 IP アドレスを再度 plumb するために必要です。

  3. 物理インタフェースを削除します。

    物理インタフェースの削除に関する完全な説明については、次の参考文書を参照してください。

    • cfgadm(1m) のマニュアルページ

    • Sun Enterprise 6x00, 5x00, 4x00, and 3x00 Systems Dynamic Reconfiguration User's Guide

    • Sun Enterprise 10000 DR Configuration Guide