Solaris のシステム管理 (IP サービス)

DHCP サービスへの IP アドレスの追加

IP アドレスを追加する前に、それらのアドレスを所有するネットワークを DHCP サービスに追加する必要があります。ネットワークの追加については、「DHCP ネットワークの追加」を参照してください。

アドレスの追加は、DHCP マネージャまたは pntadm コマンドで行うことができます。

すでに DHCP サービスによって管理されているネットワーク上では、DHCP マネージャを使用すると、次のような複数の方法でアドレスを追加できます。

次に、「アドレスの作成 (Create Address)」ダイアログボックスを示します。「アドレスの複製 (Duplicate Address)」ダイアログボックスは、テキストフィールドに既存のアドレスの値が表示されていることを除いて「アドレスの作成 (Create Address)」ダイアログボックスと同じです。

図 15–8 DHCP マネージャの「アドレスの作成 (Create Address)」ダイアログボックス

ダイアログボックスには、「IP アドレス (IP Address)」、「クライアント名 (Client Name)」、「コメント (Comment)」の各フィールドを含む「アドレス (Address)」タブが表示されています。さらに、「構成マクロ (Configuration Macro)」というプルダウンリストが表示されています。

次の図に、一定範囲の IP アドレスの追加に使用する「ネットワークへアドレスの追加 (Add Addresses to Network)」ウィザードの最初のダイアログを示します。

図 15–9 DHCP マネージャの「ネットワークへアドレスの追加 (Add Addresses to Network)」ウィザード

コンテキストには、ウィザードの目的が示されています。さらに、「(Number of IP Addresses)」フィールドと「コメント (Comment)」フィールド、前方矢印と後方矢印、「(Cancel)」と「ヘルプ (Help)」ボタンが表示されています。