Solaris のシステム管理 (IP サービス)

ProcedureDHCP サーバーを構成する方法 (DHCP マネージャ)

始める前に

DHCP サーバーを構成する前に第 13 章DHCP サービスの使用計画 (手順)を必ずお読みください。特に、次の作業を行う際には、「DHCP サーバーの構成前に必要な選択 (作業マップ)」 のガイドラインが役立ちます。

  1. サーバーシステム上でスーパーユーザーになります。

  2. DHCP マネージャを起動します。


    #/usr/sadm/admin/bin/dhcpmgr &
    
  3. 「DHCP サーバーとして構成 (Configure as DHCP Server)」オプションを選択します。

    サーバーの構成を支援する「DHCP 構成ウィザード (DHCP Configuration Wizard)」が表示されます。

  4. 計画作成段階で決めた事項に基づいて、オプションを選択するか、要求された情報を入力します。

    わからないことがある場合は、ウィザードウィンドウ内の「ヘルプ (Help)」をクリックして Web ブラウザを開き、DHCP 構成ウィザードのヘルプを表示します。

  5. 要求された情報の指定が終了したら、「完了 (Finish)」をクリックしてサーバー構成を完了します。

  6. アドレス起動ウィザードのプロンプトで「はい (Yes)」をクリックし、サーバーの IP アドレスを構成します。

    「ネットワークへアドレスの追加 (Add Addresses to Network)」ウィザードでは、どのアドレスを DHCP の制御下に置くかを指定できます。

  7. 計画作成段階で決めた事柄に従って質問に答えます。

    詳細は、「IP アドレスの管理に必要な選択 (作業マップ)」を参照してください。わからないことがある場合は、ウィザードウィンドウ内の「ヘルプ (Help)」をクリックして Web ブラウザを開き、「ネットワークへアドレスの追加 (Add Addresses to Network )」ウィザードのヘルプを表示します。

  8. 選択した項目を確認し、「完了 (Finish)」をクリックしてネットワークテーブルに IP アドレスを追加します。

    指定した範囲内にある各アドレスのレコードで、ネットワークテーブルが更新されます。

参照

「ネットワークウィザード (Network Wizard)」を使えば、ほかのネットワークを DHCP サーバーに追加できます (「DHCP ネットワークの追加」を参照)。