Solaris のシステム管理 (IP サービス)

ProcedureVLAN 構成を計画する方法

  1. ローカル ネットワークのトポロジを調べて、VLAN への分割が適切かどうかを判断します。

    このようなトポロジの基本的な例については、図 6–1 を参照してください。

  2. VID の番号指定スキーマを作成し、各 VLAN に VID を割り当てます。


    注 –

    VLAN の番号指定スキーマは、ネットワーク上にすでに存在している場合があります。その場合は、既存の VLAN 番号指定スキーマに従って VID を作成する必要があります。


  3. 各システム上で、特定の VLAN のメンバーにするインタフェースを決定します。

    1. システム上で構成されているインタフェースを調べます。


      # dladm show-link
      
    2. システム上の各データリンクに関連付ける VID を判別します。

    3. VLAN で構成する各インタフェースの PPA を作成します。

    システムのすべてのインタフェースを同じ VLAN 上で構成する必要はありません。

  4. インタフェースとネットワークのスイッチの接続を確認します。

    各インタフェースと各インタフェースが接続されているスイッチポートの VID を書き留めます。

  5. スイッチの各ポートの VID をポートが接続されるインタフェースと同じ VID に構成します。

    構成手順については、スイッチの製造元のマニュアルを参照してください。