Solaris のシステム管理 (IP サービス)

ProcedureIPsec ポリシーを表示するには

引数を指定しないで ipsecconf コマンドを実行すると、システムに構成されているポリシーを確認できます。

始める前に

ipsecconf コマンドは大域ゾーンで実行する必要があります。排他的 IP ゾーンについては、非大域ゾーンで ipsecconf コマンドを実行します。

  1. Network IPsec Management プロファイルを持つ役割またはスーパーユーザーになります。

    Solaris 10 4/09 リリースより前のリリースを実行している場合、Network IPsec Management プロファイルは使用できません。Network Security プロファイルを使用してください。

    ネットワークセキュリティープロファイルを含む役割を作成し、その役割をユーザーに割り当てるには、「ネットワークセキュリティーの役割を設定する方法」を参照してください。

  2. IPsec ポリシーの表示

    1. 追加された順序でグローバルな IPsec ポリシーエントリを表示します。


      $ ipsecconf
      

      各エントリが、「インデックス」とそのあとに番号が付いて表示されます。

    2. 一致した順序で IPsec ポリシーエントリを表示します。


      $ ipsecconf -l
      
    3. トンネルごとのエントリも含め、IPsec ポリシーエントリを一致した順序で表示します。


      $ ipsecconf -L