Solaris のシステム管理 (IP サービス)

主な TCP/IP 管理作業 (作業マップ)

次の表に、ネットワーク情報の表示など、初期構成後に行うその他のネットワーク管理作業の一覧を示します。表では、各作業で実行する内容について説明し、作業の具体的な実行手順が詳しく説明されている現在のマニュアル内の節を示しています。

作業 

説明 

参照先 

インタフェースについての構成情報を表示します。 

システム上にある各インタフェースの現在の構成を判断します。 

「特定のインタフェースに関する情報を入手する方法」

インタフェースアドレス割り当てを表示します。 

ローカルシステム上にあるすべてのインタフェースのアドレス割り当てを判断します。 

「インタフェースアドレスの割り当てを表示する方法」

プロトコル別の統計を表示します。 

特定のシステム上におけるネットワークプロトコルの性能を監視します。 

「プロトコル別の統計情報を表示する方法」

ネットワークの状態を表示します。 

すべてのソケットおよび経路制御テーブルのエントリを表示して、システムを管理します。IPv4 の inet アドレスファミリと IPv6 の inet6 アドレスファミリも表示されます。  

「ソケットの状態を表示する方法」

ネットワークインタフェースの状態を表示します。 

ネットワークインタフェースの性能を監視します。転送の問題を解決するときに役立ちます。 

「ネットワークインタフェースの状態を表示する方法」

パケット転送の状態を表示します。 

ネットワークで送信されるパケットの状態を監視します。 

「特定のアドレスタイプのパケット転送に関する状態を表示する方法」

IPv6 関連コマンドの出力表示を制御します。 

ping コマンド、netstat コマンド、 ifconfig コマンド、traceroute コマンドの出力を制御します。inet_type という名前のファイルを作成します。そのファイル内の DEFAULT_IP 変数を設定します。

「IP 関連コマンドの表示出力を制御する方法」

ネットワークトラフィックを監視します。 

snoop コマンドを使用して、すべての IP パケットを表示します。

「IPv6 ネットワークトラフィックを監視する方法」

ネットワークのルーターが知っているすべてのルートをトレースします。 

traceroute コマンドを使用して、すべてのルートを表示します。

「すべてのルートをトレースする方法」