Solaris のシステム管理 (IP サービス)

エニーキャストアドレスとエニーキャストグループ

IPv6 エニーキャストアドレスは、異なる IPv6 ノード上のインタフェースのグループを識別します。このようなインタフェースの各グループのことを「エニーキャストグループ」と呼びます。エニーキャストアドレスにパケットが送信されると、エニーキャストグループのうち、送信者に物理的に最も近いメンバーがそのパケットを受信します。


注 –

IPv6 の Oracle Solaris 実装は、エニーキャストアドレスやグループの作成をサポートしていません。しかし、Oracle Solaris IPv6 ノードはエニーキャストアドレスにパケットを送信できます。詳細については、「6to4 リレールーターとの間のトンネルについての考慮事項」を参照してください。