Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

Procedureautofs セキュリティー制限を適用する方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. NIS または NIS+ のネームサービス auto_master ファイル内に次のようなエントリを作成します。


    /home     auto_home     -nosuid
    

    nosuid オプションは、setuid または setgid ビットを設定したファイルをユーザーが作成できないようにします。

    このエントリは、汎用ローカルファイル /etc/auto_master 内の /home のエントリを無効にします。前述の例を参照してください。これは、+auto_master が、ファイル内の /home エントリより先に、外部のネームサービスマップを参照するためです。auto_home マップ内のエントリにマウントオプションがある場合、nosuid オプションは無効になります。そのため、auto_home マップ内でオプションを使用しないようにするか、nosuid オプションを各エントリに含める必要があります。


    注 –

    サーバー上の /home またはその下に、ホームディレクトリのディスクパーティションをマウントしないでください。