Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

showmount コマンド

このコマンドは、次のいずれかを表示します。


注 –

showmount コマンドを使用すると、NFS version 2 と version 3 のエクスポートだけが表示され、NFS version 4 のエクスポートは表示されません。


コマンドは、次のような構文になります。

showmount [ -ade ] [ hostname ]

-a

すべてのリモートマウントのリストを出力します。各エントリには、クライアント名とディレクトリが含まれます。

-d

クライアントがリモートマウントしたディレクトリのリストを表示します。

-e

共有されているファイル、またはエクスポートされたファイルのリストを表示します。

hostname

表示する情報の取得元 NFS サーバーを指定します。

hostname を指定しない場合、ローカルホストの情報が表示されます。

次のコマンドでは、すべてのクライアント、およびマウントしたローカルディレクトリが表示されます。


# showmount -a bee
lilac:/export/share/man
lilac:/usr/src
rose:/usr/src
tulip:/export/share/man

次のコマンドでは、マウントしたディレクトリが表示されます。


# showmount -d bee
/export/share/man
/usr/src

次のコマンドでは、共有しているファイルシステムが表示されます。


# showmount -e bee
/usr/src								(everyone)
/export/share/man					eng