Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

Procedureパケットサイズの構成方法

次の手順に従って、net.slp.MTU プロパティーを調整することで、デフォルトのパケットサイズを変更します。

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. ホスト上の slpd とすべての SLP 動作を停止します。


    # svcadm disable network/slp
    
  3. 構成の設定を変更する前に、デフォルトの /etc/inet/slp.conf ファイルのバックアップをとります。

  4. slpd.conf ファイル内の net.slp.MTU プロパティーを変更します。


    net.slp.MTU=value
    
    value

    ネットワークのパケットサイズ (バイト単位) を指定する、16 ビットの整数

    デフォルト値は、1400

    値の範囲は、128 から 8192

  5. 変更を保存し、ファイルを閉じます。

  6. 変更を反映するには、slpd を再起動します。


    # svcadm enable network/slp