ダイアルインサーバー上のスーパーユーザー、またはそれと同等の役割になります。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次の引数を指定して、/etc/ppp/options ファイルを作成します。
nodefaultroute |
nodefaultroute は、ローカルシステム上の pppd セッションが、root 権限がないとデフォルトの経路を確立できないことを示します。
ダイアルインサーバーが /etc/ppp/options ファイルを持たない場合は、スーパーユーザーだけが pppd コマンドを実行できます。ただし、/etc/ppp/options ファイルは空でもかまいません。
/etc/options. ttyname ファイルを作成して、シリアルポート (ttyname) を介して受信される呼び出しの制御方法を定義します。
次の /etc/options.ttya ファイルでは、ダイアルインサーバーのシリアルポート (/dev/ttya) が着呼を制御する方法を定義しています。
:10.0.0.80 xonxoff |
この章のすべての手順を実行すると、ダイアルアップリンクの構成が完成します。関連情報の参照先は次のとおりです。
別のコンピュータにダイアルアウトすることでモデムの接続性をテストする手順については、cu(1C) と tip(1) のマニュアルページを参照。これらのユーティリティーを使用すると、モデムが正しく構成されているかをテストできる。また、別のマシンとの接続が確立できるかもテストできる
ダイアルインサーバーのオプションを追加して構成する手順については、「ダイアルインサーバーの構成」
ダイアルアウトマシンを追加して構成する手順については、「ダイアルアウトマシンの構成」
リモートマシンがダイアルインサーバーを呼び出す手順については、「ダイアルインサーバーの呼び出し」