Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

PPPoE クライアントを構成する前に

PPPoE クライアントの実装は、通常、次の機器から構成されます。

多くの異なる DSL 構成が可能です。DSL 構成は、ユーザーや会社のニーズ、プロバイダが提供するサービスによって異なります。

表 16–6 PPPoE クライアントの計画

情報 

動作 

個人や自分自身のために自宅の PPPoE クライアントを設定する場合に、PPPoE の領域外の設定情報を入手します。 

設定の手続きが必要なら、電話会社や ISP に問い合わせます。 

会社のサイトに PPPoE クライアントを設定する場合に、PPPoE クライアントシステムが割り当てられているユーザーの名前を収集します。PPPoE リモートクライアントを構成する場合は、DSL 機器を自宅に設置するための情報をユーザーに提供する必要があります。 

認可されたユーザーのリストを会社の管理者に問い合わせます。 

PPPoE クライアント上で使用できるインタフェースを探します。 

各マシン上で ifconfig -a コマンドを実行し、インタフェース名を探します。

(任意) PPPoE クライアントのパスワードを入手します。 

ユーザーに、希望のパスワードを問い合わせます。または、ユーザーにパスワードを割り当てます。このパスワードは UNIX のログイン用ではなく、リンクの認証用に使用します。