モデムの設定で重要なのは、モデムが動作する速度の指定です。Sun Microsystems のコンピュータで使用するモデムには、次のガイドラインを適用してください。
旧 SPARC システム – システムに添付されているハードウェアマニュアルを確認します。SPARCstation マシンの多くは、38400 bps を超えないモデム速度を要求します。
UltraSPARC マシン – モデム速度を 115200 bps に設定します。これは、最新のモデムで使用でき、ダイアルアップリンクに十分な速度です。デュアルチャネル ISDN TA を圧縮して使用する場合は、モデム速度を上げる必要があります。UltraSPARC での最大値は非同期接続で 460800 bps です。
ダイアルアウトマシンでは、/etc/ppp/peers/peer-name などの PPP 構成ファイルでモデム速度を設定するか、あるいは pppd のオプションとして速度を指定します。
ダイアルインサーバーでは、「ダイアルインサーバーにデバイスを構成する」で説明したように、ttymon 機能または Solaris 管理コンソールを使って速度を設定する必要があります。