スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
cfsadmin コマンドを実行して、ローカルディスク上にキャッシュディレクトリを作成します。
# cfsadmin -c /var/cache |
適切なオートマウンタマップに cachefs エントリを追加します。
たとえば、次に示すエントリをマスターマップに追加すると、すべてのホームディレクトリがキャッシュされます。
/home auto_home -fstype=cachefs,cachedir=/var/cache,backfstype=nfs |
次のエントリを auto_home マップに追加すると、rich という名称のユーザーのホームディレクトリのキャッシュだけが行われます。
rich -fstype=cachefs,cachedir=/var/cache,backfstype=nfs dragon:/export/home1/rich |
あとから検索されるマップ内のオプションは、先に検索されたマップ内のオプションを無効にします。そのため、最後に検出されたオプションが使用されます。前述の例では、auto_home マップに追加されたエントリにマスターマップのオプションを含むのは、変更が必要なオプションがあった場合だけです。