次の手順に従って、slp.conf ファイルの net.slp.interfaces プロパティーを変更します。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
ホスト上の slpd とすべての SLP 動作を停止します。
# svcadm disable network/slp |
slpd.conf ファイル内の net.slp.interfaces プロパティーを変更します。
net.slp.interfaces=value |
IPv4 アドレスまたはネットワークインタフェースカードのホスト名のリストで、そこに存在する DA や SA はポート 427 上でマルチキャスト、ユニキャスト UDP、および TCP の各メッセージを待機する必要がある
たとえば、3 枚のネットワークカードを持ち、マルチキャストルーティングがオフになっているサーバーが、3 つのサブネットに接続されているとします。その 3 つのネットワークインタフェースの IP アドレスは 192.147.142.42、192.147.143.42、および 192.147.144.42 です。サブネットマスクは 255.255.255.0 です。次のプロパティーの設定を行うと、slpd はユニキャストおよびマルチキャストまたはブロードキャストのメッセージについて、3 つすべてのインタフェース上のものに対して待機します。
net.slp.interfaces=192.147.142.42,192.147.143.42,192.147.144.42 |
net.slp.interfaces プロパティーには、IP アドレスまたは解決可能なホスト名を設定できます。
変更を保存し、ファイルを閉じます。
変更を反映するには、slpd を再起動します。
# svcadm enable network/slp |