Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

Proceduresnoop を使用して SLP トレースを実行する方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. snoopslp コマンド行引数を付けて実行します。


    Brief Mode:
    # snoop slp
    

    snoop をデフォルトの簡易モードで実行すると、進行中の出力が画面に表示されます。SLP メッセージは SLP トレースあたり 1 行に収まるように切り捨てられます。


    Verbose Mode:
    # snoop -v slp
    

    snoop を「詳細」モードで実行すると、進行中の出力がすべて画面に表示されます。出力される情報は次のとおりです。

    • サービス URL の完全なアドレス

    • すべてのサービス属性

    • 登録の有効期限

    • すべてのセキュリティーパラメータとフラグ (存在する場合)


    注 –

    slp コマンド行引数をほかの snoop オプションとともに使用できます。