Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

UUCP SENDFILES オプション

ローカルコンピュータを呼び出す作業を完了したあとで、リモートコンピュータはローカルコンピュータのキュー中のリモートコンピュータ用の作業を受け取ろうとすることがあります。 SENDFILES オプションは、ローカルコンピュータが、リモートコンピュータ用にキューに入れた作業を送信できるかどうかを指定します。

文字列 SENDFILES=yes は、リモートコンピュータが LOGNAME オプションに指定されている名前の 1 つを使用してログインしていれば、ローカルコンピュータがキューに入れた作業を送信できることを指定します。/etc/uucp/Systems の Time フィールドに Never を入力してある場合は、この文字列の使用は必須です。その場合、ローカルマシンは受動モードに設定され、相手のリモートコンピュータへの呼び出しを開始することはできなくなります。詳細は、「UUCP /etc/uucp/Systems ファイル」 を参照してください。

文字列 SENDFILES=call は、ローカルコンピュータがリモートコンピュータを呼び出したときにかぎり、ローカルコンピュータのキュー中のファイルを送信することを指定します。call の値は SENDFILES オプションのデフォルト値です。MACHINE エントリはリモートコンピュータへの呼び出しを送る場合に適用されるものなので、このオプションが意味を持つのは LOGNAME エントリの中で使用した場合だけです。MACHINE エントリでこのオプションを使用しても無視されます。