スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の第 9 章「役割によるアクセス制御の使用 (手順)」を参照してください。
hosts.byname と hosts.byaddr という 2 つのマップファイルには、YP_INTERDOMAIN キーが必要です。このキーを検査するために、Makefile を編集し、次の行を変更します。
#B=-b B= |
から
B=-b #B= |
これで、マップの作成時に makedbm が -b フラグで起動され、YP_INTERDOMAIN キーが ndbm ファイルに挿入されます。
make コマンドを実行してマップを作成し直します。
# /usr/ccs/bin/make hosts |
NIS サーバーのすべての /etc/resolv.conf ファイルが有効なネームサーバーを指していることを確認します。
Solaris リリース 2 を実行していない NIS サーバーがある場合は、YP_INTERDOMAIN キーがホストマップに存在することを確認してください。
DNS 転送を有効にするために、各サーバーを再起動します。
# svcadm restart network/nis/server:<instance> |
この NIS 実装では、ypserv が -d オプションを付けることで自動的に起動し、DNS に要求が転送されます。