ldap_cachemgr は、LDAP クライアントマシン上で稼働するデーモンです。LDAP クライアントを起動すると、ldap_cachemgr デーモンが起動されます。このデーモンは、次の主要機能を実行します。
サーバー上のプロファイルに格納されたクライアント構成情報を更新して、クライアントからこのデータを引き出す
使用可能な LDAP サーバーのソート済みリストを管理する
さまざまなクライアントから送信される一般的な検索要求をキャッシュして、検索効率を向上させる
ホスト検索の効率を向上させる
Solaris 10 10/09 リリース以降では、enableShadowUpdate スイッチが true に設定されている場合、構成した管理者資格にアクセスし、shadow データの更新を実行します。
LDAP ネームサービスを機能させるには、ldap_cachemgr が常に実行されている必要があります。
詳細については、ldap_cachemgr(1M) のマニュアルページを参照してください。