Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

Procedureデバイスの割り当て情報を表示する方法

始める前に

この作業を行うには、デバイス割り当てが有効になっていなければなりません。デバイス割り当てを有効にする方法については、「デバイスを割り当て可能にする方法」を参照してください。

  1. Device Security 権利プロファイルを含む役割を引き受けるか、あるいはスーパーユーザーになります。

    Primary Administrator 役割には、Device Security 権利プロファイルが含まれます。また、作成する役割に Device Security 権利プロファイルを割り当てることもできます。役割を作成してその役割をユーザーに割り当てる方法については、例 9–3 を参照してください。

  2. システム上の割り当て可能デバイスについての情報を表示します。


    # list_devices device-name
    

    device-name は次のいずれかです。

    • audio[n] – マイクとスピーカーです。

    • fd[n] – フロッピーディスクドライブです。

    • sr[n] – CD-ROM ドライブです。

    • st[n] – テープドライブです。

注意事項

list_devices コマンドが次のようなエラーメッセージを返す場合は、デバイス割り当てが有効になっていないか、情報を取得するために必要なアクセス権がありません。

list_devices: No device maps file entry for specified device.

コマンドを実行するには、デバイス割り当てを有効にし、solaris.device.revoke 承認のある役割を引き受けてください。