Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

Solaris 暗号化フレームワークによるファイルの保護 (作業マップ)

Solaris 暗号化フレームワークは、ファイルの保護に役立ちます。次の作業マップでは、使用可能なアルゴリズムを一覧表示する手順、および暗号化によってファイルを保護する手順を示します。

作業 

説明 

参照先 

対称鍵を生成します 

ユーザーが指定したアルゴリズムで使用するランダム鍵を生成します。 

dd コマンドを使用して対称鍵を生成する方法」

 

ユーザーが指定した長さの鍵を生成します。任意で、ファイル、PKCS #11 キーストア、または NSS キーストアに鍵を格納します。 

pktool コマンドを使用して対称鍵を生成する方法」

ファイルの整合性を保証するチェックサムを提供します 

受信者のファイルのコピーが送信されたファイルと同一のものであることを検証します。 

「ファイルの要約を計算する方法」

メッセージ認証コード (MAC) でファイルを保護します 

自分がメッセージの送信者であることを受信者に証明します。 

「ファイルの MAC を計算する方法」

ファイルを暗号化したあと、暗号化されたファイルを復号化します 

ファイルを暗号化することによりファイルの内容を保護します。ファイルを復号化するための暗号化パラメータを指定します。 

「ファイルを暗号化および復号化する方法」