Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

Procedureファイルに ACL が設定されているかどうかを検査する方法

  1. ファイルに ACL が設定されているかをチェックします。


    % ls -l filename
    

    filename には、ファイルまたはディレクトリを指定します。

    出力のモードフィールドの右側にプラス記号 (+) が表示されているときは、そのファイルに ACL が設定されています。


    注 –

    UNIX ファイルアクセス権を超える ACL エントリを追加しない限り、ファイルの ACL は「弱い」とみなされ、プラス記号 (+) は表示されません。



例 6–6 ファイルに ACL が設定されているかどうかを検査する

次の例では、ch1.sgm ファイルに ACL が設定されています。ACL は、モードフィールドの右側にあるプラス記号 (+) で示されています。


% ls -l ch1.sgm
-rwxr-----+  1 stacey   techpubs      167 Nov 11 11:13 ch1.sgm