Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

ProcedureSolaris Secure Shell v1 を有効にする方法

この手順は、ホストが v1 および v2 を実行するホストと相互運用されるときに役立ちます。

  1. Primary Administrator 役割を引き受けるか、スーパーユーザーになります。

    Primary Administrator 役割には、Primary Administrator プロファイルが含まれます。役割を作成してユーザーに役割を割り当てるには、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の第 2 章「Solaris 管理コンソールの操作 (手順)」を参照してください。

  2. 両方の Solaris Secure Shell のプロトコルを使用するホストを構成します。

    /etc/ssh/sshd_config ファイルを編集します。


    # Protocol 2
    Protocol 2,1
  3. v1 のホスト鍵用に別ファイルを指定します。

    HostKey エントリを /etc/ssh/sshd_config ファイルに追加します。


    HostKey /etc/ssh/ssh_host_rsa_key
    HostKey /etc/ssh/ssh_host_dsa_key
    HostKey /etc/ssh/ssh_host_rsa1_key
    
  4. v1 のホスト鍵を生成します。


    # ssh-keygen -t rsa1 -f /etc/ssh/ssh_host_rsa1_key -N ''
    
    -t rsa1

    v1 の RSA アルゴリズムを示します

    -f

    ホスト鍵を保持するファイルを示します。

    -N ''

    パスフレーズが必要ないことを示します。

  5. sshd デーモンを再起動します。


    # svcadm restart network/ssh:default
    

    システムをリブートしても構いません。