NIS+ サービスは、サービス管理機能によって管理されます。このサービスに対する有効化、無効化、再起動などの管理操作を実行するには、svcadm コマンドを使用します。この機能を NIS+ で使用する方法については、「NIS+ とサービス管理機能」を参照してください。この機能の概要については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「サービスの管理 (概要)」を参照してください。詳細については、svcadm(1M) と svcs(1) の各マニュアルページも参照してください。
管理者のパスワード、資格、および鍵には次のコマンドを使用します。各コマンドの説明についてはマニュアルを参照してください。
chkey - 主体の Secure RPC 鍵の組み合わせを変更します。 必要のない場合は chkey を使わずに、passwd を使ってください。詳細については、「NIS+ 主体の鍵の変更」を参照してください。
keyserv - サーバーに非公開暗号鍵を格納させます。鍵の詳細については、「NIS+ を使用したキーログイン」を参照してください。サービス管理機能を使用して NIS+ を管理する方法については、「NIS+ とサービス管理機能」を参照してください。
nisaddcred - NIS+ 主体に資格を作成します。詳細は、「資格情報の作成」および、「NIS+ 資格情報の管理」を参照してください。
nisupdkeys - ディレクトリオブジェクト内の公開鍵を更新します。詳細については、「公開鍵の更新」を参照してください。
passwd - 主体のパスワードを変更し管理します。詳細については、第 16 章「パスワードの管理」を参照してください。