Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

Procedure属性値をプロジェクトから削除する方法

この手順では次の値を仮定します。


task.max-lwps=(priv,100,deny),(priv,1000,signal=KILL)
  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. プロジェクト myproject 内の資源制御 task.max-lwps から属性値を削除するには、projmod コマンドに -r オプションと -K オプションを付けて実行します。


    # projmod -r -K "task.max-lwps=(priv,100,deny)" myproject
    

    task.max-lwps が次のように複数の値を持っているとします。


    task.max-lwps=(priv,100,deny),(priv,1000,signal=KILL)

    この場合は、最初に一致する値が削除されます。したがって、結果は次のようになります。


    task.max-lwps=(priv,1000,signal=KILL)