Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

ゾーン内でのファイルシステムのマウント解除

ファイルシステムをマウント解除できるかどうかは、どの管理者がそのファイルシステムを最初にマウントしたかによって決まります。zonecfg コマンドを使用してゾーンを構成するときにファイルシステムが指定されている場合は、大域ゾーンがそのマウントの所有者となるので、非大域ゾーンの管理者はそのファイルシステムのマウントを解除することはできません。非大域ゾーンの /etc/vfstab ファイルにマウントを指定するなどの方法でファイルシステムが非大域ゾーンからマウントされている場合には、その非大域ゾーンの管理者はそのファイルシステムのマウントを解除できます。