ユーザー定義のプールをシステム上に実装するには、次のどちらかの方法を使用します。
Solaris ソフトウェアが起動すると、init スクリプトは /etc/pooladm.conf ファイルが存在するかどうかを検査します。このファイルが検出され、プールが有効化されると、pooladm が呼び出され、この構成をアクティブなプール構成にします。システムは、/etc/pooladm.conf で指定されている編成に従って、動的な構成を作成し、マシンの資源は指定どおりに区分されます。
Solaris システムが起動しているときは、pooladm コマンドを使用して、プール構成が存在しない場合はプール構成を起動したり、プール構成を変更したりできます。デフォルトでは、pooladm コマンドは /etc/pooladm.conf の内容を使用します。ただし、別のディレクトリとファイル名を指定し、そのファイルを使用してプール構成を変更することもできます。
資源プールを有効化または無効化する方法については、「プール機能の有効化と無効化」を参照してください。ユーザー定義のプールや資源が使用されている間は、プール機能を無効にすることはできません。
資源プールを構成するには、スーパーユーザーの特権を持っているか、またはプロファイルの一覧内に Process Management プロファイルが含まれている必要があります。System Administrator 役割には、Process Management プロファイルが含まれています。
poold 資源コントローラは、動的資源プール機能とともに起動されます。