Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

ProcedureSolaris 10 3/05 から Solaris 10 11/06: ゾーン構成内のプロパティータイプを変更する方法

構成する関連プロパティーを持たないスタンドアロンのプロパティーをリセットするには、この手順を使用します。たとえば、既存のプールの関連付けを削除するには、pool 資源を null にリセットします。

  1. スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。

    役割の作成と作成した役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. 変更するゾーン (この手順では my-zone) を選択します。


    global# zonecfg -z my-zone
    
  3. 変更対象のプロパティー (この手順では既存のプールの関連付け) をリセットします。


    zonecfg:my-zone> set pool=""
    
  4. ゾーンの構成を確定します。


    zonecfg:my-zone> commit
    
  5. zonecfg コマンドを終了します。


    zonecfg:my-zone> exit
    

    プロンプトで commit コマンドを明示的に入力しなくても、exit を入力するか EOF が発生すると、commit の実行が自動的に試みられます。

    zonecfg で行なった確定済みの変更は、ゾーンの次回起動時に適用されます。