構成する関連プロパティーを持たないスタンドアロンのプロパティーをリセットするには、この手順を使用します。たとえば、既存のプールの関連付けを削除するには、pool 資源を null にリセットします。
スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。
役割の作成と作成した役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。
変更するゾーン (この手順では my-zone) を選択します。
global# zonecfg -z my-zone |
変更対象のプロパティー (この手順では既存のプールの関連付け) をリセットします。
zonecfg:my-zone> set pool="" |
ゾーンの構成を確定します。
zonecfg:my-zone> commit |
zonecfg コマンドを終了します。
zonecfg:my-zone> exit |
プロンプトで commit コマンドを明示的に入力しなくても、exit を入力するか EOF が発生すると、commit の実行が自動的に試みられます。
zonecfg で行なった確定済みの変更は、ゾーンの次回起動時に適用されます。