Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

情報ログ機能の構成

生成されるメッセージの種類は次のとおりです。

ALERT

libpool 構成へのアクセスに関連する問題など、libpool 機能の基本的な予期せぬ障害。これによってデーモンは終了します。今すぐ管理者が対応する必要があります。

CRIT

予期せぬ障害に起因する問題。これによってデーモンは終了します。今すぐ管理者が対応する必要があります。

ERR

処理を制御するユーザー指定のパラメータに関連する問題。資源セットの使用率目標が衝突していて、解決不能な場合などです。管理者が介入して目標を修正する必要があります。poold は、衝突している目標を無視することで、改善操作を試みます。ただし、エラーによっては、デーモンが終了することもあります。

WARNING

構成パラメータの設定に関連する警告。構成パラメータの設定が技術的には正しくても、特定の実行環境には適さない場合などです。たとえば、すべての CPU 資源を固定にすると、poold はプロセッサセット間で CPU 資源を移動することができなくなります。

DEBUG

構成処理をデバッグするときに必要となる詳細情報が含まれたメッセージ。通常は、管理者がこの情報を使用することはありません。