Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

非大域ゾーンのユーザー監査特性を構成する

非大域ゾーンのインストール時に、大域ゾーン内の audit_control ファイルおよび audit_user ファイルがゾーンの /etc/security ディレクトリにコピーされます。ゾーンの監査ニーズに合わせて、これらのファイルの修正が必要な場合があります。

たとえば、一部のユーザーをほかのユーザーとは異なる方法で監査するように、各ゾーンを構成できます。ユーザーごとに異なる事前選択基準を適用するには、audit_control ファイルおよび audit_user ファイルの両方を編集する必要があります。非大域ゾーン内の audit_user ファイルも必要に応じて改訂し、ゾーンのユーザーベースを反映する必要があります。監査するユーザーに応じて各ゾーンの構成を変えることができるため、audit_user ファイルを空にすることもできます。

詳細は、audit_control(4) および audit_user(4) のマニュアルページを参照してください。