Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

Procedure大域ゾーンだけにパッチを適用する方法


注 –

Solaris 10 3/05 から Solaris 10 11/06: pkgadd コマンドに -G オプションを指定して追加されたパッケージにパッチを適用する場合は、patchadd コマンドに -G オプションを指定してパッチを適用する必要があります。この制限は Solaris 8/07 リリースで削除されています。


この手順を実行するには、大域ゾーン内で大域管理者になる必要があります。

  1. スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。

    役割の作成と作成した役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. patchadd コマンドに続けて -G オプションとパッチ ID を指定して実行します。


    global# patchadd -G patch_id