Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

バス指向コントローラでアクセスされるディスク

バス指向コントローラ (SCSI など) でアクセスされるディスクにスライスを指定するには、下の図に示す命名規則に従ってください。

図 5–3 バス指向コントローラでアクセスされるディスク

論理コントローラ、物理バスターゲット、ドライブ、スライス または fdisk パーティションを含む、バス指向コントローラでアクセスされるディスクのデバイス名

直接接続されるディスク (UltraSPARC システムの IDE ディスクなど) を備えている SPARC システムでは、バス指向コントローラを備えているシステムと同じ命名規則になります。

システムにコントローラが 1 つしかない場合、w は、通常、0 になります。

SCSI コントローラの場合、x はデバイスの背面にあるスイッチによって設定されたターゲットアドレス、y はターゲットに接続されたドライブの論理デバイス番号 (LUN) を示します。ディスクにコントローラが内蔵されている場合、y は、通常、0 になります。SPARC システム上の SCSI アドレスの詳細については、SunSolve Info Doc 48041 と、scsi_address(9S) のマニュアルページを参照してください。

ディスク全体を示すには、スライス 2 (S2) を指定してください。