Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

DAT 静的レジストリの更新

datadm コマンドを使用して、DAT 静的レジストリ dat.conf ファイルを管理できます。このファイルの詳細は、dat.conf(4) のマニュアルページを参照してください。

datadm コマンドを使用して、サービスプロバイダを dat.conf ファイルに登録したり登録を解除したりすることもできます。詳細は、datadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

IPoIB インタフェースアダプタの追加や削除を行なったときは、システムの現在の状態を反映させるために、datadm コマンドを実行して dat.conf ファイルを更新してください。現在インストールされているすべてのサービスプロバイダについて、インタフェースアダプタの新しいセットが再生成されます。

ProcedureDAT 静的レジストリを更新する方法

  1. スーパーユーザーになります。

  2. システムに IPoIP インタフェースアダプタを追加したり、システムから IPoIP インタフェースアダプタを削したりしたあとに、DAT 静的レジストリを更新します。


    # datadm -u
    
  3. 更新された DAT 静的レジストリを表示します。


    # datadm
    

ProcedureDAT 静的レジストリにサービスプロバイダを登録する方法

  1. スーパーユーザーになります。

  2. Mellanox Tavor ホストチャネルアダプタ用の Sun のサービスプロバイダを追加したあとに、DAT 静的レジストリを更新します。


    # datadm -a /usr/share/dat/SUNWudaplt.conf
    
  3. 更新された DAT 静的レジストリを表示します。


    # datadm -v
    

ProcedureDAT 静的レジストリからサービスプロバイダの登録を解除する方法

  1. スーパーユーザーになります。

  2. Mellanox Tavor ホストチャネルアダプタ用の Sun のサービスプロバイダをシステムから削除したあとに、DAT 静的レジストリを更新します。


    # datadm -r /usr/share/dat/SUNWudaplt.conf
    
  3. 更新された DAT 静的レジストリを表示します。


    # datadm -v