Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

ディスクラベルについて

どのディスクにも、そのディスクのコントローラ、ジオメトリ、およびスライスに関する情報を格納する特殊な領域が確保されています。このような情報をディスクの「ラベル」と呼びます。VTOC ラベル付きのディスク上のディスクラベルを「VTOC (Volume Table of Contents)」と呼びます。「ディスクにラベルを付ける」とは、ディスクにスライス情報を書き込むことを意味します。通常は、ディスクのスライスを変更した後にラベルを付けます。

Solaris リリースでは、次の 2 つのディスクラベルをサポートしています。

スライスを作成したあとでディスクにラベルを付けないと、OS はスライスを「認識」する方法がないので、そのスライスを利用できなくなります。