Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

ufsdump コマンドオプションおよび引数の指定

この節では、ufsdump コマンドのオプションと引数の指定方法について説明します。ufsdump コマンドの構文を、次に示します。


/usr/sbin/ufsdump options arguments filenames
options

1 文字のオプション名からなる 1 つの文字列です。

arguments

オプションの引数を指定します。複数の文字列も指定できます。オプション文字とそれに関連する引数は、同じ順序で並べる必要があります。

filenames

バックアップするファイルを指定します。これらの引数は、空白で区切り、常に最後に指定します。

ufsdump のデフォルトオプション

オプションを指定せずに ufsdump コマンドを実行する場合は、次の構文を使用します。


# ufsdump filenames

ufsdump コマンドでは、デフォルトで次のオプションと引数が使用されます。


ufsdump 9uf /dev/rmt/0 filenames

これらのオプションでは、デフォルトのテープドライブ上にその推奨密度でレベル 9 の増分バックアップが作成されます。

ufsdump オプションについては、ufsdump(1M) のマニュアルページを参照してください。