デフォルトでは、テープドライブはその「推奨」密度で書き込みますが、これは一般にそのテープドライブでサポートされる最大密度です。テープデバイスを指定しなければ、コマンドはデバイスでサポートされるデフォルト密度でドライブ番号 0 に書き込みます。
テープを特定の密度しかサポートされないテープドライブが付いたシステムに転送するには、目的の密度で書き込むデバイス名を指定します。次の表に、テープドライブに別の密度を指定する方法を示します。
表 29–4 テープドライブに別の密度を指定する
ドライブ、密度、巻き戻し |
使用するオプション |
---|---|
第 1 のドライブ、低密度、巻き戻し |
/dev/rmt/0l |
第 1 のドライブ、低密度、巻き戻しなし |
/dev/rmt/0ln |
第 2 のドライブ、中密度、巻き戻し |
/dev/rmt/1m |
第 2 のドライブ、中密度、巻き戻しなし |
/dev/rmt/1mn |
密度のオプションについては、「バックアップデバイス名」を参照してください。