Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

ProcedureSPARC: 二次ディスクを接続してブートする方法

EFI ディスクラベル付きのディスクを追加する場合、その詳細は、「EFI ディスクラベル」を参照してください。

一般に、最近のバスタイプのほとんどで、ホットプラグ機能がサポートされています。システムのバスタイプでホットプラグ機能がサポートされている場合は、次の手順 2 または手順 3 を行う必要がない場合があります。

ホットプラグ対応デバイスの詳細は、第 6 章デバイスの動的構成 (手順)を参照してください。

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

  2. (省略可能) ディスクタイプが Solaris ソフトウェアでサポートされていない場合は、ハードウェアに添付された説明書に従って、そのディスクのデバイスドライバを追加します。

    ディスク用の format.dat エントリを作成する方法については、format.dat のエントリを作成する方法」を参照してください。

  3. (省略可能) システムのブート時に読み込まれる /reconfigure ファイルを作成します。


    # touch /reconfigure
    

    /reconfigure ファイルを作成すると、電源を入れるとき、またはあとからシステムをブートするときに、SunOS ソフトウェアは新しくインストールされた周辺デバイスの有無を検査します。

  4. システムをシャットダウンします。


    # shutdown -i0 -gn -y
    
    -i0

    システムを実行レベル 0 (電源切断状態) にします。

    -gn

    ログインしているユーザーに、n 秒後にシステムのシャットダウンを開始することを通知します。

    -y

    ユーザーの介入なしでコマンドを実行するように指定します。

    Oracle Solaris OS のシャットダウン後に、ok プロンプトが表示されます。

  5. システムとすべての外部周辺デバイスの電源を切ります。

  6. 追加しようとするディスクに、システム上のほかのデバイスとは異なるターゲット番号が設定されているかどうかを確認します。

    通常、ディスクの裏側には、このための小さいスイッチがあります。

  7. ディスクをシステムに接続して、その物理的接続を確認します。

    詳細は、ディスクのハードウェアインストールガイドを参照してください。

  8. すべての外部周辺デバイスの電源を入れます。

  9. システムの電源を入れます。

    システムがブートし、ログインプロンプトが表示されます。

二次ディスクを接続し、ブートしたあとの作業

システムをブートしたら、ディスク上にスライスとディスクラベルを作成できます。「SPARC: ディスクスライスとディスクラベルを作成する方法」を参照してください。