クライアントシステムでスーパーユーザーになります。
CacheFS ファイルシステムをマウント解除します。
# umount /mount-point |
/mount-point は、削除する CacheFS ファイルシステムを示します。
CacheFS ファイルシステムの名前 (キャッシュ ID) を判別します。
# cfsadmin -l /cache-directory cfsadmin: list cache FS information maxblocks 90% minblocks 0% threshblocks 85% maxfiles 90% minfiles 0% threshfiles 85% maxfilesize 3MB cache-ID # |
指定したキャッシュから CacheFS ファイルシステムを削除します。
# cfsadmin -d cache-ID /cache-directory |
CacheFS ファイルシステム名を表し、この名前は、cfsadmin -l コマンドからの出力の最終行に表示されます。詳細は、「CacheFS ファイルシステムに関する情報を表示する方法」を参照してください。cache-ID に all を指定すると、特定のキャッシュに書き込まれた CacheFS ファイルシステムをすべて削除できます。
キャッシュがあるディレクトリを指定します。
CacheFS ファイルシステムが削除されたことを確認します。
直前に削除したファイルシステムのキャッシュ ID が、cfsadmin -l の出力に表示されなくなります。
# cfsadmin -l /cache-directory cfsadmin: list cache FS information maxblocks 90% minblocks 0% threshblocks 85% maxfiles 90% minfiles 0% threshfiles 85% maxfilesize 3MB # |
このコマンド出力に指定されるフィールドについては、cfsadmin(1M) のマニュアルページを参照してください。
キャッシュのリソース数を更新します。
# fsck -F cachefs /cache-directory |
詳細は、「CacheFS ファイルシステムの整合性を検査する方法」を参照してください。
次の例は、キャッシュからファイルシステムを削除する方法を示しています。
# umount /cfssrc # cfsadmin -l /cfssrc # cfsadmin -d _dev_dsk_c0t6d0s0:_cfssrc # cfsadmin -l # fsck -F cachefs /cache-directory |