マルチテラバイトの UFS ファイルシステムには、次の機能があります。
最大 16T バイトの UFS ファイルシステムを作成できます。
16T バイト未満のファイルシステムを作成し、あとで 16T バイトまでサイズを増やすことができます。
マルチテラバイトのファイルシステムを物理ディスク、Solaris ボリュームマネージャーの論理ボリューム、および Veritas の VxVM 論理ボリューム上に作成できます。
マルチテラバイトのファイルシステムでは、UFS ロギングが有効になっているとパフォーマンスが向上するという利点があります。また、マルチテラバイトのファイルシステムは、ロギングが有効なときは fsck コマンドを実行しなくてもよい場合があるというロギングの利点を利用することもできます。
マルチテラバイトの UFS ファイルシステム用のパーティションを作成すると、そのディスクには自動的に EFI ディスクラベルが付きます。EFI ディスクラベルの詳細は、「EFI ディスクラベル」を参照してください。
マルチテラバイトファイルシステムのスナップショットを作成できます (ファイルシステムのサイズが 512G バイトを超える場合、複数のバッキングストアファイルが作成される)。