スレッド固有領域 (TLS) のサポートが提供されます。第 8 章スレッド固有領域 (TLS)を参照してください。
-z rescan オプションにより、アーカイブライブラリをリンク編集に指定する際の柔軟性が向上しました。「コマンド行上のアーカイブの位置」を参照してください。
-z ld32 および -z ld64 オプションにより、リンカーサポートインタフェースを使用する際の柔軟性が向上しました。「32 ビットおよび 64 ビット環境」を参照してください。
補助リンカーサポートインタフェース ld_input_done()、 ld_input_section()、ld_input_section64()、および ld_version() が追加されました。「サポートインタフェース関数」を参照してください。
実行時リンカーにより解釈される環境変数を、構成ファイル内で指定することにより、複数のプロセスに対応させることができるようになりました。crle(1) のマニュアルページの -e および -E オプションを参照してください。
64 ビット SPARC オブジェクト内部で、32,768 以上のプロシージャーリンクテーブルエントリがサポートされるようになりました。「64 ビット SPARC: プロシージャーのリンクテーブル」を参照してください。
mdb(1) デバッガモジュールを使用することで、実行時リンカーのデータ構造の検査を、デバッグプロセスの一部として実行できます。「デバッガモジュール」を参照してください。
bss セグメント宣言指令により、bss セグメントをより簡単に作成できます。「セグメントの宣言」を参照してください。