リンカーとライブラリ

ソフトウェア機能フレームポインタの処理

2 つのフレームポインタ入力値からの CA_SUNW_SF_1 値は、次のように計算されます。

表 2–1 CA_SUNW_SF_1 フレームポインタフラグ組み合わせ状態テーブル

入力ファイル 1 

入力ファイル 2 

 

SF1_SUNW_FPKNWN SF1_SUNW_FPUSED

SF1_SUNW_FPKNWN

<unknown>

SF1_SUNW_FPKNWN SF1_SUNW_FPUSED

SF1_SUNW_FPKNWN SF1_SUNW_FPUSED

SF1_SUNW_FPKNWN

SF1_SUNW_FPKNWN SF1_SUNW_FPUSED

SF1_SUNW_FPKNWN

SF1_SUNW_FPKNWN

SF1_SUNW_FPKNWN

SF1_SUNW_FPKNWN

<unknown>

SF1_SUNW_FPKNWN SF1_SUNW_FPUSED

SF1_SUNW_FPKNWN

<unknown>

この計算は、再配置可能オブジェクト値と mapfile 値にそれぞれ適用されます。.SUNW_cap セクションが存在しない場合や、このセクションに CA_SUNW_SF_1 の値が含まれない場合、SF1_SUNW_FPKNW フラグも SF1_SUNW_FPUSED フラグも設定されていない場合は、オブジェクトのフレームポインタソフトウェア機能は不明になります。