プログラミングインタフェース

check -access

-access オプションは、アクセス権のチェックをオンにします。RTC は次のようなエラーを報告します。

baf

不正な解放

duf

重複する解放

maf

整列されていない解放

mar

整列されていない読み取り

maw

整列されていない書き込み

oom

メモリー不足

rua

割り当てられていないメモリーからの読み取り

rui

初期化されていないメモリーからの読み取り

rwo

読み取り専用メモリーへの書き込み

wua

割り当てられていないメモリーへの書き込み

デフォルトの動作は、アクセス権エラーを発見するたびにプロセスを停止します。この動作を変更するには、rtc_auto_continue dbxenv 変数を使用します。on に設定した場合、RTC はアクセス権エラーをファイルに記録します。このファイル名は rtc_error_log_file_name dbxenv 変数の値で決定されます。デフォルトでは、一意なアクセス権エラーごとにエラーが発生した最初の時刻だけが報告されますが、この動作は、rtc_auto_suppress dbxenv 変数を使用して変更できます。この変数のデフォルト設定は on です。