Solaris モジューラデバッガ

デバッガのエントリ

オペレーティングシステムカーネルは、ブレークポイントに達したとき、またはほかの実行制御設定 (第 6 章「実行制御」を参照) に従って、暗黙的に実行を停止し、kmdb に入ります。kmdb に入ることを明示的に要求するには、mdb -K オプションまたは適切なキーボードのブレークシーケンスを使用します。SPARC システムのコンソールでは、STOP + A キーシーケンスを使ってブレークを送信し、kmdb に入ります。x86 システムのコンソールでは、F1 + A キーシーケンスを使ってブレークを送信し、kmdb に入ります。Solaris システムでエスケープシーケンスをカスタマイズするには、kbd コマンドを使用します。シリアルコンソールを持つシステムで kmdb に入るには、該当するシリアルコンソールコマンドを使用してブレークシーケンスを送信します。