Solaris モジューラデバッガ

クラッシュダンプファイルの調査に関する制限

Solaris 7 以前のリリースで生成されたクラッシュダンプを調査するには、対応するオペレーティングシステムのリリース用の libkvm が必要です。あるオペレーティングシステムのリリースで生成されたクラッシュダンプを別のオペレーティングシステムのリリースで dmod を使用して調査する場合、カーネルの実装によっては、いくつかの dcmd や walker が適切に動作しない可能性があります。この状況を検出すると、MDB は警告メッセージを発行します。x86 版の Solaris システムから生成されたクラッシュダンプは SPARC 版の Solaris システムでは調査できず、その逆もできません。