Solaris 動的トレースガイド

関数オフセットプローブ

pid プロバイダを使用すると、関数内のあらゆる命令をトレースできます。たとえば、関数 main() 内に 4 バイトの命令をトレースするには、次のようなコマンドを使用します。

pid123:a.out:main:4

このプローブは、main+4 のアドレスでこの命令が実行されるたびに起動します。オフセットプローブの引数は未定義です。これらのプローブが設定されている位置でプロセスの状態を確認したい場合は、uregs[] 配列が便利です。詳細については、uregs[] 配列」を参照してください。