新しい .xpr prolog ファイルを作成する際には、デフォルトと異なる値だけを指定します。
以下の表は、.xpr ファイルの STARTCOMMON/ENDCOMMON セクションでキーワードの値が指定されていない場合に、mp プログラムが使用するデフォルト値の一覧です。
表 7–2 STARTCOMMON/ENDCOMMON キーワード値
キーワード |
値 |
---|---|
ORIENTATION |
0 |
PAGELENGTH |
60 |
LINELENGTH |
80 |
YTEXTBOUNDARY |
3005 |
NUMCOLS |
01 |
HDNGFONTSIZE |
120 |
PROLOGDPI |
300 |
STARTTEXT |
135 280 |
PAGESTRING |
0 |
STARTPAGE/ENDPAGE および STARTCOLUMN/ENDCOLUMN で囲まれる他の 2 つのセクションでは、デフォルト値は必要ありません。
デコレーションなしのページを作成する場合は、ページ当たり 4 つの論理ページをポートレート形式で作成します。次のセクションと値を指定します。
STARTCOMMON
NUMCOLS 04
LINELENGTH 20
ENDCOMMON
デコレーションなしのページを作成する場合は、次の 2 つのセクションを指定する必要はありません。
STARTPAGE/ENDPAGE
STARTCOLUMN/ENDCOLUMN
印刷ページにデコレーションを入れない場合は、これらのパラメータを設定する必要はありません。PROLOGDPI キーワードを指定しなければ、すべての解像度は 300 dpi (デフォルト) で表されます。対象のプリンタの解像度がこれと異なる場合は、プリンタの解像度に合わせて .xpr ファイルが自動的に拡大縮小されます。
.xpr ファイルを作成する前に、用紙のサイズを知っている必要があります。解像度が 300 dpi のプリンタの場合、米国で使用される 8.5x11 インチの用紙の合計サイズは 2550X3300 です。ほとんどのプリンタでは、用紙の左上隅に印刷することはできません。代わりに、用紙の周囲にはマージンが割り当てられます。0,0 から印刷しようとしても、ページの左上隅には印刷されません。新しい .xpr ファイルを作成する場合には、この点に注意してください。