Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド

基本設定

表 7–10 に、変更可能なキーボードの基本アクセシビリティ設定を示します。

表 7–10 キーボードアクセシビリティの設定

ダイアログ要素 

説明 

「キーボードアクセシビリティ機能を有効にする」

キーボードのアクセシビリティ機能を有効にする。このオプションを選択すると、設定ツールのほかのオプションも利用可能になる 

「未使用の場合は無効にする時間」

一定時間キーボードが使用されないと、キーボードアクセシビリティ設定を無効にする。スライダを使用して、キーボードアクセシビリティ設定が無効になるまでのキーボードのアイドル時間を秒数で指定する。指定した秒数が経過すると、以下のキーボードアクセシビリティ設定が無効になる 

  • バウンスキー

  • マウスキー

  • スローキー

  • スティッキキー

  • トグルキー

「キーボードで機能を変更したときにビープ音を鳴らす」

スティッキキーまたはスローキーなどの機能が有効または無効になると、音で示す 

「設定の取り込み」

このボタンをクリックすると、AccessX構成ファイルをインポートする

「スティッキキーを有効にする」

順にキーを押したとき、複数のキーを同時に押す操作を実行する。あるいは、Shift キーを 5 回押すことによって、スティッキキー機能を有効にできる

設定できるスティッキキーの設定は次のとおりです。 

  • 「修飾キーが押されたときにビープ音を鳴らす」: 修飾キーを押したときに、音によって示す

  • 「同時に 2 つのキー入力を無効にする」: 2 つのキーを同時に押した場合に、それ以上続けてキーを押しても無効にする

「リピートキーを有効にする」

キーボードの自動繰り返し設定を有効にする次の自動繰り返し設定を設定できる 

  • 「遅延」: スライダまたはスピンボックスを使用して、最初にキーを押した後、押したキーの自動繰り返しが行われるまでの間隔を指定する

  • 「速度」: スライダまたはスピンボックスを使用して、1 秒間に何文字入力するかを指定する

「設定内容の確認」

テスト入力領域は、入力したときに、キーボード設定がディスプレイにどのように影響するかがわかる対話型のインターフェイス。テスト入力領域にテキストを入力して、設定の影響を確認する 

キーボードアクセシビリティの基本設定の詳細については、『Java Desktop System Release 3 Accessibility Guide』を参照してください。