Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド

アイコン表示でファイルを整理する

フォルダの内容をアイコン表示で表示する場合、フォルダ内の項目をどのように整理するかを指定できます。アイコン表示で項目をどのように整理するかは、「表示」-> 「項目の位置を設定」を選択して指定できます。「項目の位置を設定」サブメニューには次のセクションがあります。

適切なオプションをサブメニューから選んでください。次の表に、オプションを説明します。

オプション 

説明 

「手動」

項目を手動で整理する。項目を手動で整理するには、表示区画内で項目を希望する場所までドラッグする 

「名前」

名前のアルファベット順に項目を並べ替える。項目の順序に、大文字と小文字の区別はない。ファイルマネージャが隠しファイルを表示する設定の場合は、隠しファイルは最後に表示される 

「サイズ」

サイズの大きな順に項目を並べ替える。項目をサイズで並べ替える場合、フォルダはフォルダ内の項目の数によって並べ替えられる。フォルダの並べ替えは、フォルダ内の項目の合計サイズではない 

「種類別」

オブジェクトの種類によって、アルファベット順に項目を並べ替える。各項目は、ファイルの関連付け設定ツールのMIME タイプの説明に従って、アルファベット順に並べ替えられる。MIME タイプにはファイルの書式が指定されており、この情報によってアプリケーションがファイルを読み取ることが可能になる。たとえば、電子メールアプリケーションは、image/png MIME タイプから、電子メールに PNG (Portable Networks Graphic) ファイルが添付されていることを認識する

「更新日時」

項目を最後に更新した日付によって並べ替える。最も日付の新しい項目が先頭になる 

「エンブレム」

項目に追加されているエンブレムによって並べ替える。エンブレムの名前のアルファベット順に項目が並べ替えられる。エンブレムがない項目は、エンブレムがある項目の後に並べられる 

「コンパクトなレイアウト」

項目が互いに接近するように整理する 

「逆順」

項目を並べ替えるオプションの、並べ替えの順序を逆にする。たとえば、項目を名前で並べ替える場合、「逆順」オプションを選択すると、逆のアルファベット順に項目を並べ替える

ファイルマネージャは、特定のフォルダの項目配置を記憶しています。次回、そのフォルダを表示したとき、その項目は指定した方法で整理されます。つまり、フォルダ内の項目の整理方法を指定した場合、そのフォルダは、指定した方法で項目を表示するようにカスタマイズされます。フォルダの整理方法を、設定で指定されているデフォルトの整理方法に戻すには、「表示」-> 「デフォルト表示に戻す」を選択します。