Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド

アクセス権を変更する

アクセス権は、ファイルやフォルダそれぞれに割り当てられる設定で、ユーザーがそのファイルやフォルダに対して持つアクセス権を決定します。以下の表に、ファイルやフォルダに設定できるアクセス権とその効果を示します。

アクセス権 

ファイル 

フォルダ 

読み取り 

ファイルを読み取る権限 

フォルダの内容を一覧表示する権限 

書き込み 

ファイルを変更する権限 

フォルダ内でファイルを作成や削除する権限 

実行 

ファイルをプログラムとして実行する権限この権限は、ファイルがプログラムまたはスクリプトの場合のみに関係します。 

ディレクトリ内のファイルにアクセスする権限 

複数のタイプのユーザーにアクセス権を設定できます。以下の表には、アクセス権を設定できるユーザーのタイプが示されています。

ユーザーのカテゴリ 

説明 

所有者 

ファイルやフォルダを作成したユーザー 

グループ 

所有者が属するグループ 

その他のユーザー 

所有者が属するグループ外のユーザー全員 

ファイルやフォルダのアクセス権を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. アクセス権を変更するファイルまたはフォルダを選択します。

  2. 「ファイル」-> 「プロパティ」を選択します。

  3. 「アクセス権」タブをクリックします。「アクセス権」タブセクションのドロップダウンリストとチェックボックスで、ファイルまたはフォルダのアクセス権を変更します。次の表に、「アクセス権」タブセクションのダイアログ要素を示します。

    要素 

    説明 

    「ファイルの所有者」

    ファイルやフォルダの所有者を変更するには、その所有者をドロップダウンリストから選択する 

    「ファイルのグループ」

    ファイルやフォルダが所属するグループを変更するには、そのグループをドロップダウンリストから選択する 

    「所有者」

    ファイルやフォルダの所有者に適用するアクセス権を選択する 

    「グループ」

    ファイルやフォルダの所有者が属するグループに適用するアクセス権を選択する 

    「その他」

    所有者が属するグループ外のユーザー全員に適用するアクセス権を選択する 

    「テキスト表示」

    「読み取り」、「書き込み」、「実行」オプションから選択したアクセス権をテキスト形式で表示する

    「番号表示」

    「読み取り」、「書き込み」、「実行」オプションから選択したアクセス権をテキスト形式で表示する

    「最終変更日時」

    ファイルまたはフォルダが最後に変更された日時を表示する 

  4. 「閉じる」をクリックして、「プロパティ」ダイアログを閉じます。