Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド

電子メールを受信するメールサーバーの構成

受信メールサーバーの情報は、Evolution 設定アシスタントの最初の「メールの受信」ページに入力します。

電子メールとカレンダは、複数の方法で電子メールを受信できます。電子メールを受け取るサーバーの種類を「サーバータイプ」ドロップダウンリストから選択します。次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。

「サーバータイプ」ドロップダウンリストからオプションを選択すると、「メールの受信」 ページに追加のオプションが表示されます。選択したオプションによって、異なるオプションが表示されます。表 2–2は、メールの受信ウィンドウの要素で、構成可能な受信メールサーバー設定を示しています。

受信メールサーバー情報の入力を完了したら、「進む」ボタンをクリックします。

表 2–2 受信メールサーバー設定

要素 

説明 

「ホスト」

このフィールドには、メールサーバーのホスト名を入力します。 

「IMAP」、「POP」オプションを選択した場合のみ。

「Exchange Server」

Exchange Server の DNS(ドメインネームサービス) 名か IP(インターネットプロトコル) アドレスをフィールドに入力します。DNS 名は、ネットワーク上のコンピュータを区別する英字の識別子です。IP アドレスは、ネットワーク上のコンピュータを区別する数字の識別子です。

「Microsoft Exchange Server」 オプションを選択した場合のみ。

「ユーザー名」

メールサーバー上のアカウントのユーザー名をテキストボックスに入力します。 

「IMAP」、「POP」オプションを選択した場合のみ。

「Windows ユーザー名」

Exchange Server のユーザー名をテキストボックスに入力します。Exchange Server のユーザー名がわからない場合は Exchange Server のシステム管理者に問い合わせてください。

「Microsoft Exchange Server」オプションを選択した場合のみ。

「セキュア接続 (SSL) を使う」

Exchange Server に接続するとき、いつ Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルを使用するかを選択します。次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。

  • 「常に」 : 常に SSL を使用して Exchange Server に接続する場合は、このオプションを選択します。

  • 「可能な場合はいつでも」 : 安全な環境でないときにだけ、Exchange Server への接続に SSL を使用する場合は、このオプションを選択します。

  • 「決してしない」 : Exchange Server への接続に SSL を使用しない場合は、このオプションを選択します。


注 –

Exchange Server がフォームベースの認証を使用している場合は、「常に」オプションか、「可能な場合はいつでも」オプションを選択する必要があります。


「Microsoft Exchange Server」 オプションを選択した場合のみ。

「認証タイプ」

アカウントに使用する認証タイプを選択します。 

「IMAP」、「POP」オプションを選択した場合のみ。

「サポートされているタイプを検査する」

サーバーがサポートする認証タイプを確認する場合は、このボタンをクリックします。サーバーがサポートする認証タイプは、「認証方式」ドロップダウンリストに追加されます。

「IMAP」、「POP」オプションを選択した場合のみ。

「このパスワードを記憶する」

メールサーバーに接続するたびにパスワードを入力せずに、直接接続する場合は、このオプションを選択します。 

「IMAP」、「POP」オプションを選択した場合のみ。

「パス」

電子メールを格納する場所のパスを入力します。 

次のオプションのみ使用できます。 

  • 「ローカルの配信」:

  • 「MH 形式のメールディレクトリ」:

  • 「Maildir 形式のメールディレクトリ」:

  • 「標準的な UNIX の mbox 形式のスプールまたはディレクトリ」: